口蹄疫って、人への感染はありませんって言ってるけど、正確には感染するよ。
ただ、感染しても発症しない、または軽~い症状で治っちゃうから、心配いらない。
人から人への感染もない。
あと、手足口病に症状が似てるけど、全く関係ない。
下手に「人にも感染しますが・・・」なんて言っちゃうと、手足口病と混同して、人から人に感染して「人間版口蹄疫パンデミック!」なんて騒ぎ出す人(一部、煽り大好きなマスコミ)が出てくるから、本当のことが言えないんだね。
日本人って愚か(笑)。
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最近、口蹄疫のワクチンを使うとかなんとかって話になってるけど、口蹄疫は豚さんや牛さんにとっても、重い病気では無いんだよね。
じゃあ、なぜ、感染疑いが出ただけで、その畜舎の家畜を全部殺処分しないといけないか。っていうのは、口蹄疫が人間にとって厄介な病気だから。
蹄の付け根や口内に水泡ができてしまうと、食事は満足に取れないし運動もできないから、乳牛なら「牛乳が出なくなっちゃう」し、食用の牛豚だと栄養と運動不足から「イイお肉ができない」。ってことで売り物にならない。
口蹄疫を治して元気にすれば問題ない?
ところが、日本では病気になった動物の肉は市場に出せない。
おまけに口蹄疫は感染力が強いから、患畜を治している間に他の健康な家畜に病気がうつってしまうと、感染がどんどん広がって、農家は大打撃を被る。
だから、口蹄疫が出たら、感染拡大を防ぐ事だけを重要視する。
だいたい、治すことを前提にしていたら、もうとっくにいい薬が出来ているはず。
だって、口蹄疫ウィルスが確認されたのって、たしか19世紀の後半。江戸時代後期(?)
殺処分前提になっていなければ、治療薬ができていない方が不思議っていうくらいの年月が経ってる。
なんにせよ。
早く収束して、これ以上殺される動物が増えないことを心から祈ります。