山崎豊子氏の死を悼む
自分が愛読していたのは「沈まぬ太陽」だが、その他の作品でもTVドラマなどで知っていた。
「白い巨塔」は田宮二郎氏の作品でリアルタイムに観ていた。
氏の作品は、綿密な取材から真実を描くというより暴くという、一般人には知ることが出来無いような事実を掘り起こす文章であり、読者としての自分は心底から引き込まれた。
一般には知ることのできない特殊な世界に蔓延る闇。
それを氏は小説という一般に親しみやすい形で公にした。
もっともっと、いろいろな世界の闇に迫ってほしかった。
本当に、素晴らしい小説家(というよりキャスター?)がこの世を去ってしまった。
この喪失感はとても大きく辛い。
一読者として、ただただ冥福を祈ることしかできない自分が歯痒い。
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